日本人は、1年で平均5~7回、ひと冬では2~3回は風邪をひいているというデータがあります。
当然本人も風邪と気がつかない程度のものもあると思いますが、風邪は季節を問わずかかる身近な病気だということがわかります。
皆さんもご存じかもしれませんが、風邪のウイルスは多種多様。
俗に風邪の特効薬が完成したらノーベル賞、なんて言われたりもしますよね。
風邪にかかってからでは遅いのです。
風邪をひいてしまった時、薬は症状を緩和してくれるだけで、風邪のウイルス自体を退治してくれるわけではありません。
風邪の免疫力をアップするには?ビタミンやタンパク質の摂取が鍵
体力回復の基本は栄養補給・保温・安静です!
薬だけに頼らず、日頃から睡眠をしっかりとり食生活に気をつけましょう。
1.ビタミンA
鼻や喉などの粘膜を保護する。
ほうれん草、人参、カボチャなどの緑黄色野菜・うなぎ・鶏卵、チーズなど
2.ビタミンC
風邪に対する抵抗力を高める。
イチゴ、みかん、キウイフルーツ、ブロッコリー、ほうれん草、イモ類などの果物や野菜類
3.ビタミンB1
糖質をエネルギーにかえ、身体のだるさを軽減する。
豚肉・魚介類・グリンピースなどの大豆製品
4.たくぱく質
基礎体力をつけ抵抗力を高める。
魚介類・肉類・卵・大豆製品・乳製品など
風邪をひくとエネルギーの消費は高まるのに対し、食欲や、消化・吸収の低下が見られます。
ウイルスに対する抵抗力、免疫力を高めるビタミン、ミネラルを十分にとり、バランスの良い食事を摂ることが大切です。
いかがでしたか?
今回紹介している栄養素も、数ある栄養素の中の数種類に過ぎません。
食事の基本はやはり三食しっかり食べる事ではないでしょうか?
ごはんに肉や魚のおかず、緑黄色を意識した野菜などなど。
食事生活を見直して、風邪の予防に努めていきましょう!
Suzuki