《深い眠りにつくには睡眠のリズムが大切!ノンレム睡眠とレム睡眠を知り快適な睡眠を手に入れよう!》
睡眠時間は十分にとれているのに疲れが取れない、スッキリ目覚めることができないなど睡眠に対する悩みをかかえている方は多いのではないでしょうか?このような悩みを解決する為には睡眠時間を長く取ることよりも睡眠の質を高めることが重要になります。睡眠中は深い眠り『ノンレム睡眠』と浅い眠り『レム睡眠』を繰り返しています。通常、ノンレム睡眠とレム睡眠は約90分ずつを交代で起こると言われています。しかし、ノンレム睡眠とレム睡眠の移行ができておらず、レム睡眠の状態が長くなってしまうと浅い眠りが続き熟睡することができないのです。ですので、睡眠時間は取れているのに寝た気がしないという方はこの睡眠のリズムがうまくできていないということになります。睡眠のリズムを崩さないためには、眠りについてから3時間以内に深い眠り(ノンレム睡眠)につくことがポイントです。
《寝付きが悪いのは交感神経が原因。副交感神経を優位にし、熟睡しよう!》
自律神経とは内臓や血管などの働きをコントロールし、体内を調整している神経です。身体の活動時や昼間に活発になる交感神経と安静時や夜に活発になる副交感神経の2つに分けられます。睡眠と自律神経には密接な関係があり、ノンレム睡眠は深くなるにつれて副交感神経が優位になる為、脈拍や呼吸が落ち着きます。睡眠前に自律神経を整え、副交感神経が優位な状態になると眠りについてすぐノンレム睡眠に入ることができるので睡眠のリズムが乱れることなく、熟睡することが可能になります。
《リラックスすると自律神経が整う!たった3分のストレッチで血流が良くなり気持ちよく眠りにつける魔法のストレッチ!》
ストレッチをすると筋肉の緊張がほぐれ血流が良くなります。血流が良くなることでリラックス効果が生まれ、副交感神経を優位に働かせることができます。以下のストレッチを行うと副交感神経が優位になり睡眠の質を高めることができます!
・首のストレッチ(正面)
①あぐらをかいて座る
②しっかりと胸を張り背筋を整える
③下を向き後頭部を手で押す
・首のストレッチ(横)
①あぐらをかいて座る
②しっかりと胸を張り背筋を整える
③首を横に倒し耳の側頭部を手で押す
・股関節のストレッチ
①両足を合わせ胸を張る
②背中が丸まらないよう注意をしながらおへそから身体を倒していく
・前もものストレッチ
①肩幅ぐらいに脚を開く
②片脚を曲げ足首をつかむ(壁などを掴みながらでも良い)
③上体を少しずつ前に倒していく
・もも裏のストレッチ
①クラウチングスタートの姿勢を取る
②前足の踵を地面につけたまま脚を伸ばしていく
・ふくらはぎのストレッチ
①腕立ての姿勢をとる
②脚を少しずつ手の方に近づけていく
各種目15秒を2セットずつ行ってください。
ストレッチを行う時は呼吸をはきながらゆっくりと伸ばしていくことがポイントです。
睡眠に悩んでいた方もたったこれだけで睡眠の質を上げることが出来ます。寝る前にストレッチを行い気持ちよく朝を迎えましょう!